憲法改正について

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    • #250

      戦後70年余り、ようやく憲法改正の機運が熟してきたと思います。
      成立以来一度も改正されていない現憲法は様々な面で時代遅れとなり、第9条のみという極一部の改正ではとうてい現実との乖離を埋めることができません。憲法前文を含め全面的に手を入れるべきものと考えます。

      ですが、日本を取り巻く国際状況は切迫しつつあり、また大災害がいつ起きるかもしれず、ゆっくり構えている時間的な余裕はありません。したがって、このたびの全面的な改憲は一度ではなく数度に分けて行なう必要があります。

      まず優先すべきは焦眉の急である第9条、および数度の憲法改正を容易にするために第96条から早急に改正するべきです。

      日本国憲法

      第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
      2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

      第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
      2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

    • #279

        日本国憲法はとっくの昔に賞味期限切れ。
        制定以来70年以上一度も改正されない世界最古の憲法とは、どう考えても普通じゃないだろう。
        つまり現状と乖離しても一向に構わないということだ。
        憲法の憲法たる所以である国家権力を縛る機能など既に消え失せて久しい。
        日本国憲法は大日本帝国憲法と同じく不磨の大典であって、神棚に上げて崇め奉るものなのだよ。

        ここまできたら憲法改正も必要ない。
        運用は解釈改憲と超法規的措置でどうとでもなる。
        日本国憲法こそ融通無碍。
        文言の表面的な意味に捉われず行間を読めば如何様にも解釈可能な世界最強の憲法なのだよ。
        さあ、崇め奉ろうじゃないか。
        改正なんてもってのほかだ。

      • #280

        零さん

        日本国憲法が成立当時想定していなかった状況、例えば中国軍の尖閣諸島占領、北朝鮮からのミサイル攻撃やテロ、あるいは東京を巨大地震が襲い首都機能が停止するような非常事態が起きたなら、確かにおっしゃるとおり解釈改憲や超法規的措置を講じなければとても対処できないでしょう。

        それがわかっていながら何もせず放置し続けている政治家や憲法学者、われわれ日本国民も、怠慢以外の何ものでもありません。

        憲法を遵守し尊重するというのならば、一日も早く国会で憲法改正の本格的な議論を始めるべきなのです。

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